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テスラの振動電流は存在するのか

テスラコイルについては不可解な話がいっぱいあります。
その一つが一本の線を電気が伝わるというものです。
いや無線機からモノポールアンテナだって一本の線みたいなものですが、
振動電流と言って導体内で電流がシェイクして外に出ないというのです。
例えばプラズマボールはテスラの実験の名残で、高周波電流が真空にした球と高圧インバーターを往復して、
外には出ないが電解で外部とつながっていて触るとそっちへプラズマが出るという。
問題はコイルです。コイルに一本の線で電気を出し入れ、線が2本ない、回路が閉じていないからopen circuitとかopen flux pathというものです。
やってみましょう。

低周波トランス。使ったのはSL-06330で、低圧端子が6V-0V-6V 高圧端子が100V.
低圧端子をHブリッジで慎重にデューティを50%に合わせて6Vのパルスを加えてみます。周波数は数kHzで十分。
Hブリッジの電源のマイナス極とトランスの高圧端子一つの間にLEDを2つ、アノードとカソードを互い違いに並列接続。
LEDがほんのり光るはずです。アースにもう片方のトランス高圧端子をつなぐと、もう少し光が強くなります。
これ以上のエネルギーは出ませんでした。野望があったのですが。Hブリッジの消費電力も有意な差はなさそうです。
高圧端子と低圧端子を入れ替えっこしてまったくLEDが反応なしだったので、十分なエネルギーを得るにはブラウン管のトランスのような結構強いのがいりそうです。
というわけで、コイルが一本の線で電気を出し入れしてしまったのです。
これはよくコイルの等価回路であるLC並列回路の無数に直列というのが間違っている可能性を示唆します。
これでは電流はLCタンク回路の中だけを往復するのです。
理想的なインダクタはありえないが、むしろただの巻き線こそLでもありCでもある神秘を感じざるを得ません。
本当に出力がほしければ、高周波駆動でフェライトのコアで高圧側はとにかくたくさんまくのがいいと思われます。なんせ寄生容量が役に立つのですからハニカム巻きどころか密巻き、さらに考えられているのがバイファイラ巻きの直列接続が容量がすごくふえるのだそうです。通常なら絶対にありえない巻き方ですが。
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