リククーブログ

ARTICLE PAGE

レンコンフォン(ブラック)

レンコンフォン(ブラック)
サラウンドヘッドホンのレンコンフォンを改修したことを報告します。
(まあだいぶ前のことですが)
レンコンフォンを改めて説明すると サラウンドヘッドホンを自分で作ろうという試みでいきなり多チャンネルに挑戦した第二弾で12スピーカーあります。正直多すぎた。
改良点としては、スピーカーから長い線が出ており、必要なジャンパーが少なくなり、先端は鉤爪になっていて引っ掛けてはんだ付けできる。
また厚紙をブラックのプラバンにしたことでかっこよくなった。
2017/04/06 さらに百均のヘッドバンドでやっとまともな見た目を実現 こうでないと作りたくならない。レンコンフォン(ブラック)2.0
スッキリした外観になった
2017/4/30 細い針金で結ぶのすらいらなくなりました。ステンレスの針金を直接ヘッドバンドに開けた2つの穴に通します。しかし位置の調整が更に難しい!

ブラックエディションは理論も新たに研究を続けています。新しい程下へいきます。
これはサラウンドで聞こえるんじゃない?
c="http://blog-imgs-98.fc2.com/r/i/k/rikukuu/fo700Hz.png" alt="カットオフ700Hzの配線" border="0" width="640" height="400" />
手作りサラウンドはいまいちというのが長らくの評判だったが
このサイトのやり方によって>>臨場感のある音響空間を作り出す方法 音響攻略メモ<<道が開かれました。
遠いところから帰ってくる音は低い周波数になるのでこの空気吸収をシミュレートしたローパスフィルターをリアに送りこんで臨場感がアップという理論です。
音響学のわからない私が四苦八苦しているうちにこういうのが出てきました。
で、彼の方法はカットオフが3kHzなんですが、実験をすすめると急に特許にあった「700Hz」というのを思い出しまして。
検索すると特開平09-198056が出てきます。もう期限切れでしょう。
これを当てはめると音質も音の広がりもグッドになった。右前左前まで音が張り出します。よかった。
20161217 MkIIが完成
700HzカットオフのMkIIなんとこれは「音質」がいいのね。サラウンドヘッドホンで音質がいいという。
そしてひょいと後ろに現れる音がよーく再現できる。
ただし屋外の音は定位が少し苦手。
サラウンドヘッドホンメーカーにいいます。自作でもここまではできるんだぞ。
20170307 修正版が登場
先程の特許のフィルターってよく読んだら高域を減衰するものじゃなくて、オールパスフィルターというものであることがわかった。
これは正弦波だと高い周波数になるほど出だしが「遅れる」。信号レベルは減衰しません。
これを電源無しで実現するにはさらに昔の特許を使う。つまりサラウンドの線にインダクタをつけて、GNDにつなげると、低い音はL,R 高い音はL-RとR-Lのペアになる。
この周波数の境目が先程の700Hz。実際は部品の都合がつかずに、800Hz付近になる。
修正版fo700Hz
この回路は観客の声や拍手がよく聞こえ、定位は非常に広く開放感があります。開放感のある音は初めてかもしれない。
実はレンコンフォン(ブラック)は少しスピーカーの位置を回せるので、今回はフロントSPは1こづつ。
20170330 なんと?
マトリクスサラウンドではない!
マトリクスサラウンドを止めてしまった。
これにより、閉鎖空間に閉じ込められている感覚がついになくなって、観客席により近い雰囲気で聴くことが出来ます。
なぜだかわかっていませんが、ヘッドホンのサラウンドはスピーカーとかなり違った対策が必要でしょう。
なおこのブログのサラウンドヘッドホンは非常に珍しいことに音楽向きです。
20170612
3dサラウンドになるか?
富士通ゼネラルのアナログ3Dサラウンドヘッドホンの特許、
何故か上がL-R 後ろがL-Rにローパスフィルタをかけた信号。同じじゃつまんないから
上をマトリクスサラウンド(密教)を適用してR-Lのハイパスフィルタにした。
さらに、コンデンサの値が遮断周波数がちょうど698Hzになるようにしました。
頭に掛ける前に音がなっているのを聞けばもう広がりがわかるレベル。
これでYouTubeでテクノの大御所KRAFTWERKの「3-d the Catalogue」を音質もいつものKRAFTWERKで定位も3Dでなんにも違和感なく聞きました。ドルビーアトモスってステレオ信号にたたみ込めたっけ?
20170921 富士通ゼネラルの特許、結局使うのやめます。さらにマトリクス接続もしません。
あまりに単純なため左カップの回路図だけ載せます。
左サイドだけ
初歩的なHRTF技術は、ステレオ音声を耳には左右30度から音が聞こえてくるように聞かせるだけです。
それでもサラウンドのような効果があるので、もしや?
なんとなく平面波が左右の耳30度から入るように聞かせる配線を考えました。
これが結構効果があって、馬鹿にできません。音質は普通のヘッドホンのまま、定位が広がります。特に横方向の広がりもマトリクス接続より格段です。
マトリクス接続のときは前後の音の広がりと左右の音の広がりがトレードオフでした。
自分のアイデアのほうが先の特許回路より良かったという、しかもより単純だという驚きに、オーディオ技術の謎を感じます。


20170922 このブログの自作ヘッドホンにはコンピューターがないため、ハッキングやEMP兵器にわりかし強い方です。
あとはあなたの聞く音楽次第です。
20170922 ヘッドホンは耳の上にスピーカーをつけるだけ、というのは考えが甘い。
1980年頃には大手メーカーで様々なサラウンドヘッドホンが研究されていました。
たとえば、聴診器型ヘッドホンやヘッドバンドに管を設けたもの、カップの部分が箱型や曲がった筒でスピーカーは前に突き出たところにあるとか、とにかく変な形のヘッドホンが大量に研究室で作られては消えてゆきました。
全部、音質を良くするため、またステレオ音声の疑似バイノーラルと書いていますがサラウンドで聞こえるようにするためです。
とにかくまず普通のヘッドホンの形でないと、人間の本能から、警戒してしまうのでしょう。そういったヘッドホンが売られたという話をほとんど聞きません。
30年立ってヘッドバンドに管があるものはゲーム用で売られ、ソニーから「イヤースピーカー」が出た話も1つ聞きますが。
そういった変な形のヘッドホンなら、まずドルビーやdtsの特許を迂回できるだろうし、一向に出てこないのは、リスナーも売る方も頭が柔らかくないな、と。
変わったヘッドホンで一番普及しているのがオープンソースで自作できるこのレンコンフォンになりかねないです。
それからスピーカーの世界で「タイムドメイン」が一部で浸透していますが、
先に上げた特許たちは逆に周波数ドメインにとらわれていたのが、いまいち普及しないキワモノ技術であった理由かもしれません。
サラウンドこそ位相情報が大切であり、サラウンド用スピーカーやサラウンドヘッドホンのDSPこそ位相をよく意識するべきです。
スポンサーサイト

0 Comments

Leave a comment

テンプレートに関するご質問・不具合のご報告の際はご自身のブログアドレス記載必須です
ご質問の前に必ずお読みください ↓
FC2テンプレート ご利用時のお願い