2016/03/30

今の音楽は本物のオーディオの性能を引き出せない

サラウンドヘッドホンの研究をしています。
前回のヘッドホンの記事は、いいオーディオにするとそれが当たり前になって自慢すらしないことを書いた。
こんどは?

今の音楽は、特にポップミュージックは、そこイラのラジカセでも音質良く聞こえる調整がされていて
音楽のために大したオーディオを手に入れても得をしない(BOSEは例外)のですが。
更にある記事ではAKB系のマスタリングは漁港のメガホンでも聞こえるようになっていて、極端に低音が少ないといいます。

それから、どうも気味が悪いのは、TIMEDOMAINファンの間で流行っている
エノキダケマイクというとても単純なマイクでとった音源が
非常に音質が良くて、検索してみてくださいYouTubeにもあります。
同じYouTubeでそれより手間ひまかけて録音しているはずのプロの録音、
それこそライブの録音が、大した音質が出ていないようにすら感じることなのです。
YouTubeの128kbpsステレオ転送でも凄まじい音質を伝えるエノキダケマイク、どういうこと?

さらに私のヘッドホンは癖があるらしくいいスタジオでマスタリングしたはずの八王子高等学校ブラスバンドが
ライブで聞いたのに比べてどうも音はきれいだが迫力に関してはかけていることです。

更に言うと、店頭でハイレゾ音源のデモの機械があって、それで同じ曲をCD音質と聴き比べると
あれれハイレゾ音源はむしろ音量をアップして再生しているだけに思える。
ハイレゾって音量を上げるものではないのですよね?

本来、オーディオや音楽趣味の市場はいいオーディオでこそさらに迫力あるようにするべきで、
市場原理にもかなっているのに、どうも録音が変なのは難しい問題です。

つまり、もうオーディオの時代は終わっているのです。
高いカネを出してオーディオを買いたくはないのです。
みんな、せいぜい1万円のヘッドホンを買って聴いているのです。
それに合わせて、安い装置でもおそらくAMラジオでも十分に聞けるように調整された現代のPOPは
非常に性能のいいオーディオにそっぽを向き、ターゲット層を子供にまで拡大しました。
いいオーディオが廃れると、それでこそ真価の出る曲や、歌手が、もっと表に出なくなります。
例えば昔はダイナミックレンジの拡大が叫ばれました。つまり、大きな音も、小さな音も、歪み無く再生できることです。
しかし、現代のPOPはコンプをかけており常に音が大きく、どんなにプアでも聞けてしまいます。
ピュアオーディオが原音にもっと忠実であれば、うまい歌手がもっといたと思います。
ピュアオーディオの音こそ まさにスピーカーの音だと意識させてしまうのです。
こんな時代にしてしまったピュアオーディオの努力のおかしさは、それ以外のオーディオが埋めてくれるでしょう。それらはスピーカーの音がしませんから。
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